2011年の新潟・福島豪雨で被災したローカル鉄道「只見線」の復活に尽力した地元写真家・星賢孝を追ったドキュメンタリー。福島県・会津若松駅と新潟県・小出駅を結ぶローカル鉄道・只見線は絶景の秘境路線として国内屈指の人気を誇っていたが、2011年7月の新潟・福島豪雨で甚大な被害を受けて一部が不通となり、一時は廃線の危機にさらされた。そんな中、地元活性化の生命線を絶やさぬよう住民たちが声をあげ、2022年10月1日についに全線運転再開することが決定。その復活劇の中心にいたのは、数十年にわたって只見線と奥会津を撮り続けている地元出身の郷土写真家・星賢孝だった。「『知事抹殺』の真実」の安孫子亘が監督を務め、豊かな自然の中で生きるがゆえに直面する過疎や自然災害という問題への解決策を問いかける。俳優の山本東がナレーションを担当。